Novas Bossas

ブラジル音楽の新しい才能を楽しもう!

Anna Pêgo

“R&Bを歌ってもブラジルらしさを漂わせるSSW、アンナ・ペーゴ”

「ブラジル音楽」と言ってもそこにはいろんなジャンルが含まれているわけですが、不思議なもので普段あんまり聴かないジャンルでも、ブラジルのフィルターを通すと思わず聴いてしまうんですよ。もちろん全部ではないですが、いったいこの現象は何でしょうか。

今日ご紹介するアンナ・ペーゴもそんな一人。今年出たニューアルバム『Miragem』(ミラージェン、「蜃気楼」の意)は、R&Bをメインにした作品ですが、どことなくブラジルらしさが漂っています🇧🇷

2024年6 月2ndアルバム『ミラージェン』

M1「Saudade(サウダーヂ)」から美声を聴かせてくれます。作曲にはAna Gabriela(アナ・ガブリエラ)も参加。M2「Foge de mim(フォージ・ヂ・ミン)」は、「どうして私から逃げてしまうの?振り向いてくれないの?」と歌う切ないラブソング。。。タイトル曲のM3は彼女のYouTubeチャンネルに映像も上がっているのですが、残念ながらこちらでシェアできない設定のようですのでご興味のある方はリンクを覗いてみてみください。同じくAna Gabrielaが作曲に参加したM5「Se o mundo acabar(シ・ウ・ムンド・アカバール)」は、「世界が終わってしまうなら」と歌うバラード。M7「Cuidado(クイダード「気をつけて!」)」は、一度聴くと頭の中をサビがグルグルしますね。そしてM8「Quinta de manhã(キンタ・ヂ・マニャン)」は、打って変わってなんとボサノヴァってところが、これまたブラジルらしくて面白いアルバムです。小さい頃に聴いていた2000年代のポップシーンも意識した作品だそうですよ。


2022年7月1stアルバム『フラージル』

ブラジルのアーティストと言っても、日本の30倍近くある大きな国なので、けっこう出身地が気になったりします。アンナ・ペーゴは、ミナス・ジェライス州の州都ベロオ・リゾンテ市生まれの25歳。お父さんがバンドマンだったので、小さい頃から家でギターやキーボードに親しみ、またお母さんが教会で歌をうたっていた影響で、アンナさんもまずは教会で歌をうたい始めたそう。高校生の頃に曲を書き始めて学校で発表したところ、先生たちが「あなたは音楽の道に進むべき」と助言してくれて今に至るのだとか。デビューからの楽曲をまとめたのがこちらのアルバム『Frágil(フラージル)』。英語で言うところのFragile。2ndアルバムよりもポップで聴きやすい楽曲が多い印象です。歌声がとにかく良いですよね〜。M3「Eu mudo(エウ・ムード)」は、Marco Baptista(マルコ・バチスタ)とのデュエット。二人の声の相性も良く、メロディもちょいと胸キュンな感じがたまらんです。マルコ・バチスタも追ってご紹介したいナと思っておりますです(未定)。とりあえずお名前にSpotifyのリンク貼っておきます^^/


2023年「テルミネイ」

では最後にOUTROEU(オウトロエウ)とのデュエット「Terminei」を聴きながらお別れでございます。OUTROEUも素晴らしいアーティストなのですが、こちらで紹介するにはもう大物すぎるでしょうか。とはいえ、なかなか日本語で紹介される機会の少ないアーティストたちをどんどん簡単に追って行ければと思っていますので、引き続きどうぞよろしくお願いします、ぽるふぁぼーる。

次へ 投稿

前へ 投稿

© 2026 Novas Bossas

テーマの著者 Anders Norén